疲労を撃退!

疲労を撃退!

「現代はストレス社会」とは、使い古された表現ですが、最も当を得ていることに変わりはありません。
どんな会社でも心の病に苦しみ、休職や退職をやむなくされる人が1人2人は必ずいるとまで言われています。

「疲れた」が口グセの男たちへ

  • 蔓延するストレス

    <蔓延するストレス>

    ストレスの原因はさまざまです。
    今や小学生でも学校生活や友達との関係でストレスを感じ、神経性の腹痛や頭痛を訴えることが少なくないとか。
    学校側も当然対策に力を入れていると言います。
    もちろん、大人社会はなおのこと深刻です。
    最近の調査では、社員数が1000人を超える企業の70%以上に「メンタルヘルスにおいて不調のある者」がいるという結果が得られました。
    厚生労働省はこうした事態を憂慮して、 メンタルヘルス対策 に力を入れ始めています。

  • ストレスと疲労の関係

    <ストレスと疲労の関係>

    人間の体は自律神経の働きによってすべての機能が保たれています。
    体温を一定に保ったり、栄養を摂取して不要なものを排出したりという生理的なものから、感情のコントロールやホルモンの分泌など、関わっていない部位はないといってよいでしょう。
    興奮や活力を促す交感神経と、気持ちを落ち着かせ、休ませる副交感神経がお互いに作用し合うことで、心と体のバランスが取れるのです。
    しかし、自律神経はストレスによって簡単に乱れてしまうデリケートな面も持っています。
    特に、興奮作用のあるアドレナリンというホルモンが過剰に分泌されると、不眠やイライラ、血圧の上昇といった不快な症状を引き起こし、疲労が蓄積する原因になりかねません。
    ストレスによる疲労のほとんどは精神的なものです。
    このため、体はいくら休息や睡眠を取っていても神経が休まらず、疲労がたまる一方になってしまうこともあるのです。

  • 労働者の疲弊に伴う能率低下

    <労働者の疲弊に伴う能率低下・経済的損失>

    疲労は集中力やモチベーションの低下に繋がります。
    仕事の能率や精度が落ちるのはもちろん、時には会社全体に影響を及ぼすこともあります。
    メンタルヘルス上に問題のある人のおよそ30%が1ヶ月以上の休職または退職をやむなくされているという事実をどう思いますか?
    例えば従業員が10人しかいない会社で、そのうち3人が長期に亘って自宅療養が必要となれば、その影響はかなりのものであると容易く想像できるのではないでしょうか。
    休職中の社員にも当然給料を始めとする人件費がかかります。また、残りの人間でその分の仕事もこなさなくてはならないため、過剰労働になったり生産性が低下する恐れもあります。その結果、新たに疲労やストレスで体を壊す者が出てこないとも限りません。
    こうした事態を想定して、現在ではメンタルヘルスケアに積極的に取り組む会社が増えてきています。

  • <国家ぐるみの対策が検討されている>

    毎年3万人を超す自殺者が社会問題となっている日本では、その多くが壮年男性であることも含めて対策が急がれています。
    早期発見・早期治療に努めるだけでなく、本格的な心の病に至る前に肉体的・精神的疲労を解消するための休養の取得、休職からのスムーズな社会復帰のサポートなど、企業と一体になって行うことが求められているようです。

  • <自衛することももちろん必要>

    疲労やストレスから我が身を守るためには、生活習慣の見直しや適度な運動が必要です。
    ストレスの解消法や疲労回復法の研究、疲れにくい体作りなど、自分でできることから始めてみましょう。
    同世代の友人と会った時に、あいさつ代わりに「疲れるよね」「ほんと毎日辛い」などと声をかけ合っていませんか?
    冗談や慰め合いのつもりでも、「疲れている」と口に出すことでかえって疲労を自覚することがあります。
    できれば疲労回復に効果のある健康法や食べ物の情報交換など、前向きな話題を選ぶようにしてくださいね。

  • <「病は気から」疲労も気の持ちよう?>

    ただの小麦粉やでんぷんでも、素晴らしい効果のある薬だと信じ込まされてのめば、それなりの効果があるとされるプラセボをご存知でしょうか?
    「病は気から」という言葉があるように、人間の体の状態はある程度気の持ちようで左右されることがあります。
    疲労にしても、スポーツや趣味など、心から楽しんで何かをしている時や、集中して仕事をしている時にはあまり感じませんよね。
    しかし、疲れていることを認めず、ドリンク剤やサプリメントでその場をしのいでいると、いつか必ず健康上の弊害が現れます。
    年齢を重ねるにつれ、体力だけでなく気力にも衰えは出てくるものです。
    若い頃と同じような無理はきかないのが当然と思ってください。

    疲労は決して自分一人の問題ではありません。
    社会だけでなく家庭においても、疲労のために通常の生活ができないという声は意外によく聞かれます。
    大切なのは、自分の体と心の声に耳を傾け、「疲れている」と認めること。
    肉体的に何らかの障害が現れる前に、しっかり解消してしまいましょう。
    疲労の原因や回復に効果的な成分などを知ることで、自分でできる対策はたくさんあるのです。