HOME 年齢に負けない男になる! 40歳になったら受けたい検査

40歳になったら受けたい検査

何歳になっても健康でいるためには、さまざまな病気を早期発見することも大切です。40代からリスクの上がる病気はたくさんありますので、面倒がらずにぜひ年に1度は受けるようにしてください。

公費で受けられるがん検診は、絶対に受けよう!

公費 40代から高リスクになる病気としては、やはり「がん」を外すわけにはいきません。特に日本人に多い胃がんや肺がん、大腸がんなどは、いずれも40代から罹患率が上昇します。

そのため、これらのがん検診は40歳から公費で受けることができます。しかしせっかく安い料金で受けられるにもかかわらず、実際は受けずに済ませている人のほうが多いのが現状です。 国の目指す「がん検診受診率50パーセント」をまだまだ達成できていないことからも、日本人がいかに検診を受けないかが分かります。

しかし多くのがんは初期症状に乏しいため、完治できるかどうかは「早期発見がすべて」と言っても過言ではありません。我慢できない症状が現れて受診したころには、既にかなり進行していることがほとんどなのです。

特に職場検診を受ける機会のない自営業の人や、主婦の人などは、みずから検査に足を運ぶ必要があります。送られてきた券をムダにせず、ぜひ年に1度は受けるようにしてください。

他にも、特に心配ながんがある場合は個人的に検診を受けるのもいいでしょう。特に、親族が若くして罹患したがんがあれば、念のため診てもらったほうが安心です。

また費用はかかりますが、全身を一度にチェックできる「PET-CT」という検査もあります。これはがん細胞が好むブドウ糖に似た薬剤を注射し、全身に行き渡らせた後でCT撮影をするものです。 その結果、もしも薬剤の集まっている箇所があれば、そこにがん細胞がある可能性を疑うことができます。

検診としてのPET-CTには保険が適用されないため、費用が高い点がネックですが、余裕があれば特にがん家系の人は受けてみてもいいかもしれません。

40歳になったら、生活習慣病検診も必須!

高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病も、40代からリスクが上がります。いずれもがんと同様、深刻化しないと症状が出にくい病気ばかりですので、早めに発見して治療を開始することが大切です。

特に糖尿病は、一度本格的に発症すると基本的に一生付き合わなければいけません。また合併症も多い上、治療のために食事や運動にも気をつける必要がありますので、日常生活に色々な制限が出てきてしまいます。

しかし健康診断で血糖値の異常を早くに知ることができれば、その時点で対策を練ることができます。そして生活習慣をきちんと改善することで、そのまま糖尿病を発症せずに済む可能性も十分にあるのです。

また高血圧に関しては、40歳を過ぎたら家庭用の血圧計を用意して、毎日決まった時間に測定するのが理想的です。血圧計は、なるべく病院で使っているのと同じような、二の腕にベルトを巻いて測るものを選ぶようにしましょう。

ちなみに生活習慣病の検診は、40歳以上を対象に自治体でおこなっています。特に「特定健康検査(通称:メタボ健診)」は、何かの項目に問題があった場合、保健師による指導も受けることができますので、健康維持に大きく役立つはずです。

意外と知られていない「目の検診」も受けよう

40歳を過ぎたらぜひ受けておきたい検査に、「眼科検診」があります。海外の先進国では、わりとポピュラーな検診なのですが、なぜか日本では認知度・受診率ともに低く、ワーストレベルといわれています。

目は、全身の中でも老化の顕著な部位です。多くの人が40歳ごろから老眼を自覚することからも、それは分かります。老眼を我慢するのは逆に目に良くありませんので、一度受診し、自分に合ったメガネを作ることが大切です。

また40代からは「緑内障」のリスクも上がります。緑内障とは視野が少しずつ欠けて行く病気で、放置すると最終的には失明に至ります。実際、日本人の中途失明の原因第1位を占めているほどです。

今の40代は、見た目も気持ちも若々しい人が多いですので、緑内障と聞いても他人事のように感じてしまうかもしれません。しかし緑内障は、長い年数をかけてほんの少しずつ視野が狭まっていく病気ですので、自分で見え方に異常を感じた時には、かなり進行している状態なのです。

ですから40代から定期的に検診を受け、視野の欠損がないかどうかを調べてもらう必要があります。ちなみに緑内障といえば、一般的には「眼圧の上昇」が特徴ですが、日本人の場合は眼圧が正常値にある「正常眼圧緑内障」も多いため、診断のためには「視野検査」が必須です。 できれば緑内障に精通した医師のいる、検査機器の整った眼科にかかるようにしましょう。

年に1度、メディカルチェックのための期間を作ろう

他にもさまざまな検査がありますが、人によって心配なところはそれぞれ違います。たとえば家系的に多い病気がある人や、普段から調子の良くないところがある場合は、その検査を受けるようにしたほうがいいでしょう。

たとえば高血圧症と診断されている人は、脳や心臓のチェックをしたほうが安心です。血圧が高いと、脳梗塞や心筋梗塞にかかる可能性が高いため、早めにリスクを知っておくに越したことはありません。 心臓なら心電図検査や、心エコー、脳ならCTやMRIなどがあります。

検査で見つかる病気なら、早く見つけて治してしまうのが一番です。後で悔やまないためにも、ぜひ定期的なメディカルチェックを習慣にしてください。 つい忘れてしまう人は、毎年決まった月を「健康チェック月間」として、集中的に検診にあてるといいかもしれません。