HOME 疲労をもたらすさまざまな病気 眠りたいのに眠れない!疲労が蓄積する不眠症

眠りたいのに眠れない!疲労が蓄積する不眠症

眠りは私たちの身体を健やかに保つために欠かせない、大切な機能の1つです。連日の仕事で睡眠時間が十分に取れていない、なんてことはありませんか? もしも「眠ろうとしてもなぜか眠れない……」といった症状があれば、それは不眠症かもしれません。今回は、働く男の健康に欠かせない“睡眠”を妨げる病気についてご紹介します。

布団に入っても眠れない!さまざまな不眠症の症状

布団 仕事を終えて帰宅して、やっと布団に入って疲れを癒やせる――そんな状態にもかかわらず、30分~1時間以上眠りにつけないことがありませんか? もしかしたらその症状は、「不眠症」かもしれません。不眠症とは、眠りにまつわる病気のことです。

不眠症には、大きく分けて4つのタイプがあります。まず1つ目は、布団に入ってもなかなか眠れない「入眠困難」です。2つ目は、一度眠っても夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」。3つ目は、朝早すぎる時間に目が覚めて、その後に眠れなくなってしまう「早朝覚醒」。4つ目は、眠っても眠りが浅いように感じられる「熟眠障害」です。これらのタイプの特徴が、一度に2つ以上見られる場合もあります。自覚のある方は、不眠症の可能性を疑ってみた方がいいかもしれません。

不眠症は疲労の原因にもなる

それでは、不眠症によって健康的な眠りができなくなってしまうと、どんなことが起こるのでしょうか? まず、十分な睡眠を取れないことで、日中に強い眠気を感じたり、注意力が散漫になってしまったり、疲労を感じたりといった症状が見られます。どれも、働く男性にとっては痛手となるような症状ばかりですね。ひょっとしたら、あなたの疲労は不眠症が原因かもしれません。

通常、人間の身体は眠っているあいだに「疲労物質」を取り除くはたらきがあります。したがって、不眠症になると、上手く疲労を取り除けない状態になってしまうのです。慢性的な疲労を感じるなら、まずは眠りを見直してみてはいかがでしょうか? ちなみに、日本人の約5人に1人が、こういった眠りにまつわる症状に悩まされていると言われています。不眠症は決して他人事ではなく、誰にでも起こりうる問題なのです。

不眠症の原因と対策

不眠症の原因には、さまざまなものがあります。枕の違い・部屋の明るさ・騒音といった「環境要因」は、出張の多い男性は特に気をつけたい原因です。年齢や性別や皮膚のかゆみといった「身体要因」もあります。興奮・緊張・ストレスからくる「心の要因」も、働く男性には見逃せません。それから、お酒・たばこ・運動不足といった「生活習慣要因」も関係しています。

もしも不眠症が疑われるようでしたら、今日からできる対策を実践してみましょう。寝る前に、蛍光灯やTVやPCなどから発せられる青色の光を見るのはなるべく避けましょう。また、日中にはしっかりと太陽の光を浴びてください。寝る前にカフェインの入った飲み物を飲むのは避けましょう。寝る直前に、スポーツなど興奮を誘う映像を見ないようにするのも大切です。それでも症状が改善されない場合は、内科・心療内科・精神科の受診をおすすめします。

今回は、働く男性の大敵である疲労の原因となる、不眠症についてご紹介しました。慢性的に続く疲れが気になるなら、少しでも対策を実践してみてください。不安や心配があるなら、専門の医師の診察を受けましょう。