HOME 疲労の基礎知識 疲労による影響

疲労による影響

疲労による影響 「たかが疲労で病院や休養なんて、甘えだ」と考える人もひょっとしたらいるかもしれません。
しかし、近年過重労働による居眠りや注意力散漫、疲労の陰に無呼吸症候群などの疾患が隠れていたことによる交通事故が多発しています。
道路交通法においても、疲労(過労)状態で車を運転することは重大な違反とされ、減点は無免許運転や酒気帯び運転と同じ25点です。
疲労はそれほど人間の判断力や反応に影響を与えることが懸念されているのです。

睡眠不足?眠気や倦怠感

睡眠不足 疲労解消のためには、充分な睡眠を取ることが最も効果的です。
しかし、過度の疲労は「いくら眠っても疲れが取れない」「睡眠は充分なはずなのにまだ眠い」という過眠や睡眠の質の低下、あるいは「疲れているのに眠れない」という不眠といった睡眠障害を引き起こしやすく、解消どころかかえって亢進してしまうことも少なくありません。
これはストレスやオーバーワークによって交感神経が刺激され、興奮状態にあるために寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなることが原因と考えられています。
また、睡眠時間は最低6時間は欲しいところですが、長さよりも深い睡眠をとれているかどうかという質の方が重要です。
例えば、日頃の睡眠不足を休日の「寝だめ」で補おうとすると、体のリズムが崩れ、かえって疲れやすくなることがあるので避けた方がよいでしょう。

脳疲労とは精神的疲労とは違うの?

一つのことを考え続けたり、一度にいくつもの案件を処理しなくてはならなかったりと脳を酷使し続けると、正常な機能を果たせなくなる「脳疲労」の状態に陥ることがあります。脳疲労は、言語や論理、芸術など、知性を司るとされる「考える脳」大脳新皮質と、感情の動きや食欲などの生理的欲求の基である「感じる脳」大脳旧皮質のバランスが外部からの情報過多によって崩れることで起こります。
自律神経失調症や、味覚や精神障害もこの脳疲労が大きく関わっているとされています。
単なる疲労とは異なり、より深刻な症状が現れることから、この「脳疲労」に至る前にストレスをうまく解消するようにしましょう。

判断力や記憶力の低下

疲労のためにとっさの判断力や集中力が落ちることもあります。
車の運転や機械を使った作業、データ入力などの細かい仕事の際には危険なだけでなく能率の低下も考えられます。
適度な休憩は不可欠と心得てください。

夜の生活もなんだか今イチ…

肉体的・精神的な疲労は本能的な欲求、つまり食欲や性欲の減退という形でも現れます。
男性の場合は性欲が逆に亢進するというケースも見られますが、体は疲れているために反応しない、ED(勃起不全)を起こすこともあります。
しかし、「疲れているからだ」「毎日忙しいし、そんな機会もないしいいや」とさほど深刻に考えず、症状を悪化させてしまう人も少なくありません。
また、最も注意すべきは、EDが別の疾患の初期症状である可能性も存在する点です。
疲労によるものと放置せず、専門医を受診するようにしましょう。
EDはバイアグラを始めとする投薬による治療が中心です。
医師の診察後、必要と認められれば処方してもらえます。
また、1錠から購入が可能なので、いざという時のために準備しておいてもよいでしょう。

身近になりつつあるED治療

最近はEDは治せる病気であるという意識が浸透しつつありますが、まだまだ「恥ずかしい」という気持ちから適切な治療を受けていない人も多いようです。
だからといって個人輸入などで安価なバイアグラを購入して自分で何とかしようとするのはおすすめしません。
正規品のバイアグラと異なり、粗悪な偽物だったり安全性が確立できないからです。
実際に、国内でバイアグラが品薄だった頃、海外から取り寄せて飲んだ人に時には命にかかわるようなさまざまな健康被害が現れ、社会的な問題になったこともありました。
しかるべき手順を踏んで処方してもらいましょう。

ジェネリック医薬品はなぜ安い?

最近は風邪などで医療機関にかかると、薬局で「ジェネリックで代替できる薬がある」と教えてくれることが多くなりました。
ジェネリック医薬品とは、特許期間の切れた薬を他メーカーが別名で販売できるようになったもので、通常30~50%ほど価格が安くなっています。
定期的に薬を飲んでいる人にとってはありがたいものですね。
バイアグラについても、もちろん同じ名称は使えませんが、有効成分である「シルデナフィルクエン酸塩錠」に関連する商品名で発売される可能性があります。

単なる精力剤とは異なり、性的興奮がなければいくらバイアグラを飲んでも勃起は起こりません。
そのため、EDを始めとするさまざまな症状の根本的な原因である、心身の疲労解消も同時に行うようにする必要があります。
疲労は体からの警告です、
EDであったり、極端な眠気や倦怠感であったりと現れ方は人それぞれですが、無理・無視をせず、時には思い切りのんびりしてみてはいかがでしょうか。