HOME 「心の疲労」がもたらすもの “心の疲労”ストレスは体にどんな影響を与えるの?

“心の疲労”ストレスは体にどんな影響を与えるの?

“心の疲労”であるストレスは、行き過ぎると体にも大きなダメージを与えます。気持ちの問題だからといって軽視していると、知らず知らずのうちにストレスが体を蝕んでしまうかもしれません。今回は、働く男と切っても切れない心の疲労が、体にどんな影響を与えるのかご紹介します。心当たりのある方は、今一度生活を見直してみてはいかがでしょうか?

ストレスは脳に影響を与える

脳 私たちが生きる上でもっとも重要な器官のひとつである脳。実は、脳もストレスによって影響を受ける可能性があります。私たちの体は、危険に直面した際に、「アドレナリン」「ノルアドレナリン」「コルチゾール」というストレスホルモンを分泌します。ストレスの多い環境で過ごしていると、この「コルチゾール」が過剰に分泌され、その結果として知覚・学習・注意持続時間・短期記憶・言葉の選択などに問題が出てきてしまうのです。ストレスが慢性的になると、こういった問題が発生する頻度が高くなります。

常にプレッシャーを感じている状況に置かれると、危機に直面したときのような「闘争・逃走状態」が長期的に持続します。その結果として、脅威のない環境に戻ってからも健康的な生活を送るのが難しくなるおそれがあるのです。疲れているのに興奮して眠れず、常に動き回っていなければ落ち着かない――いずれそんな状態に陥ってしまうかもしれません。

ストレスは消化器系に影響を与える

ストレスを感じる状況に置かれた人は、しばしば胃の痛みを訴えます。これは、体が危機に直面していると判断するために、戦闘以外のことにエネルギーを消費させないように働くためです。ストレスによって消化器系の動きが抑えられてしまうため、消化が止まって胃がむかついたり、体が食べ物を流し出そうとして嘔吐したりといった症状がみられます。

ストレスを感じると胃が痛むという話は聞いたことのある方が多いかもしれませんが、どうして胃が痛むのかについてはあまり知られていないのではないでしょうか? あなたのその胃の痛みは、体がストレスで「闘争・逃走状態」に入ってしまっている証拠かもしれません。

他にもたくさんあった!ストレスが体に与える影響

ストレスは、脳や消化器系だけでなく、他にも体に数々の影響を与えます。まず、ストレスを受けると高血圧になりやすくなります。高血圧は心臓病などの大きな病気に繋がるおそれがありますので、決して見逃せません。また、ストレスを受けると免疫機能が低下します。以前よりもやけに風邪を引きやすくなったように感じるなら、ストレスの影響を疑ってみた方がいいでしょう。また、ストレスは性欲の減退にも繋がります。

このように、ストレスは気持ちの問題だけでなく、体にも多大な影響を及ぼすのです。日頃のイライラを放っておくと、気づいたときにはすでに体を蝕まれているかもしれません。働き盛りの男性のみなさんは、自分の体調を顧みずに頑張り過ぎていないかどうか、たまには振り返って考えてみるのがいいかもしれませんね。

今回は、ストレスが体に与える影響についてご紹介しました。心の疲労を放っておくと、知らないうちに重大な病気が進行している可能性もあります。心も体も健康に生きるために、ストレスの影響についてしっかりと理解し、決して軽視しないように気をつけておきましょう。