HOME 「心の疲労」がもたらすもの ストレスマネジメントで心を自衛する!

ストレスマネジメントで心を自衛する!

ストレスを感じないようにする、つまりストレッサーを完全に排除することは人間が生活していく上でかなり難しいことと言えるでしょう。 他者や社会と関わっている以上、たとえそこに二人しかいないとしても、何らかの軋轢や不快は避けられないことだからです。 ではどうすればよいのでしょうか?

ストレスマネジメントとは

ストレスマネジメント ストレスは誰でも感じるもの。 しかし、その結果身体に影響が現れ、さまざまな症状に悩まされる人とそうでない人がいますよね。 その違いはどこから来るのでしょうか。 ストレスの原因を知り、うまくコントロールすることを「ストレスマネジメント」といいます。 最近では企業内でセミナーが開催されたり、検定ができたりするほど、ビジネスだけでなく人間が生活していく上で欠かせないものになりつつあります。 戦術の基本は「己を知り、敵を知る」こと。 ストレスに対しても同じことです。自分がどのような状況や出来事でストレスを受けやすいか、今感じているストレスの原因がどこにあるのかを分析して、上手に付き合っていく、もしくはする…これがストレスマネジメントの目的です。

メンタルタフネス度を高めるには?

解消法を探り、いろいろと試してみることはストレスマネジメントにおいて大切です。 その一方でストレスに対する耐性を作ること、すなわちメンタルタフネス度を高めることも併せて考えてみましょう。 最近では打たれ弱いことを自虐や揶揄を込めて「豆腐メンタル」と表現することもありますが、自分を変えたいと思うのであればそれなりの努力が必要です。 「メンタルタフネス度が高い」とは具体的にどういうことでしょうか? 感情のコントロールができる、ストレスに耐えられるといったことの他にも、物事に対して柔軟な考え方と対応ができる、プラス思考、自分でモチベーションを保持することができる、などが挙げられます。 一言で表現するなら「自分に自信がある人」という感じですね。

ストレスに対応するポイント

SOC(Sence of conherence:首尾一貫感覚)という言葉をご存知でしょうか。 メンタルタフネス度を高めるために重要とされている考え方です。 その内容は、仕事や日常生活、引いては人生におけるすべての出来事に意味ややりがいを感じる「有意味感」、現在の状況を認識することで「これからこのようになる」という予測ができる「把握可能感」、そして「何とかなる、自分ならできる」という「処理可能感」の3つ。 これらを高めることができればとても心強いですよね。 このSOCは成功体験を積み重ねることがその形成に大きく影響すると言われています。 自分一人だけでなく、関わる人への信頼から「協力が得られる」という安心感にも繋がるため、よりSOCの形成に役立つとされているのです。 セルフエフィカシーは「自己効力感」と訳され、「処理可能感」にも通じる部分があります。 簡単に言うと自分の能力や存在に対する自信のこと。 「こんなこともできる」「次はもっとできるかも」という感覚です。 小さなことでもよいので、毎日目標を定め、それを達成する…その繰り返しで徐々に高まっていきます。 「夢を細分化すると叶いやすくなる」、小さなことを積み重ねていくと、大きな夢も叶う…という話を聞いたことはありませんか?この考え方はセルフエフィカシーからすると理にかなっているのです。

自信のあるなしでストレスの感じ方も異なる?

貢献感覚とは、自分のやっていることが価値を生み出す、役に立っていると感じることです。 例えば、「どうせ私には無理…」「自分はなんのためにここにいるのだろう?」など、常にネガティブに考えていると同じストレスを受けてもよりダメージが大きくなるということは何となく想像がつきますよね。 人間にとってSOCやセルフエフィカシーだけでなく、貢献感覚も大切という例と言えるでしょう。 もちろん仕事へのやりがいや熱意、モチベーションにも差が出てきます。 自分の仕事や勉強に対して、どのような価値があって、どう求められているのか、一度見つめ直し、認識を新たにしてみてください。

でも、無理は禁物

最後に、自分なりのメンタルタフネス度の高め方を持つこと。 自分がどのようなことでストレスを受けやすいのかを知り、それに合った対策をできるだけたくさん試してみましょう。 その中から最も自分に合っている方法を選択し、継続して習慣化するようにしてください。 また、誰かに効果があったからと言って、自分にも合うとは限りません。 手当たりしだい、と言っては乱暴かもしれませんが、やはり実践に勝るものはありません。実行してみて初めて「これは向いてない」「この方法は効果がある!」とわかるものなのです。 しかし、何が何でもストレスを発散しなければ!メンタルを鍛えねば!とムキになるのは逆効果です。その行為そのものがストレスになってしまっては、「マネジメント」どころではありませんよね。 試行錯誤を楽しむつもりでやってみてください。