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アロマテラピーで疲労回復!

疲労回復と癒しに効果があるとして、近年人気を集めているのが「アロマテラピー」です。もともとは女性たちの間で楽しまれていましたが、最近ではそのリラックス効果から、お疲れ気味の男性たちにも広まりつつあります。

昔から人間の生活に根付いてきたアロマテラピー

アロマテラピー アロマテラピーとは、植物から抽出された精油などの香りによって、心身の調子を整える技術のことです。「芳香医療」と呼ばれることもあります。

中高年男性は「女性たちがただ香りに癒やされたくてするもの」というイメージを持つかもしれませんが、もともとアロマテラピーの歴史は古く、古今東西あらゆるところで、さまざまな香りが医療や美容などに用いられてきました。

古代エジプトでも精油を使った治療がおこなわれていましたし、香油、芳香蒸留水、お香(インセンス)などなど、人類は昔から植物の香りを普通に生活の中にとり入れていたのです。 おそらく誰に教わらなくとも、花や木の香りが人間の心と体を慰めてくれることを、昔の人々は知っていたのではないでしょうか?

「香りだけで調子が良くなるわけがない!」と思う人もいるかもしれませんが、いい香りを嗅ぐだけで本当に気分がスッと落ち着く経験は誰にでもあると思います。反対に嫌な香りを嗅ぐと、頭が痛くなったり吐き気がしたりするものです。

香りは鼻を通して大脳に届き、そこで「安心感」や「スッキリ感」などの情動を呼び起こします。さらに視床下部に情報が伝わることでホルモンの分泌がうながされたり、血流が良くなったりする作用もあるといわれています。たかが香り、されど香りなのです。

疲労回復に効果のある香りとは?

アロマテラピーに使われる香りには、実にさまざまな種類があります。それぞれに効能があり、ストレス解消や疲労回復、リラックスなどに役立ってくれるのです。

たとえば疲労回復に効果が高いものとしては、「ラベンダー」が代表的です。精神の安定と不安の解消、また寝つきを良くする効果もあります。ラベンダーと同じ系統で似た効能を持つ香りもたくさんありますので、自分に合った香りを見つけるのも楽しいものです。

他には、おもに脳の疲れをとってくれる香りとして「ローズマリー」があります。脳の血流を良くして頭の疲れを回復するほか、記憶力の改善にも役立つことから認知症の患者さんにもよく使われる香りです。

またリフレッシュ効果を期待するなら「ペパーミント」がおすすめです。鬱々とした気分をスッキリとさせ、集中力を呼び覚ましますので、うつ病の患者さんにもおすすめです。

その他、疲労回復・鎮静系の香りとしては「カモミール」や「サンダルウッド」、「サイプレス」などがあります。専門のお店に足を運べば、テスターで香りを確かめることができますので、ぜひ男性も積極的に利用してみてはいかがでしょうか?

アロマテラピーの楽しみ方~自宅でも、マッサージ店でも

アロマの楽しみ方は色々とあります。 部屋にいい香りをただよわせて楽しみたい人は、お香やアロマキャンドルのほか、効率的に香りを拡散できる「ディフューザー」などがおすすめです。ディフューザーはほんの数滴の精油(エッセンシャルオイル)を水にたらすだけで、熱を使わずに香りを拡散できますので、精油本来の香りを存分に楽しむことができます。 またコンセントの穴に差し込むだけで香りが広がる、プラグタイプのアロマも販売されており、忙しい男性には向いているかもしれません。

その他、アロマの入浴剤を入れてバスタイムを楽しむのもいいですし、好きな香りをセットした「アロマペンダント」を首からかけるという方法もあります。アロマペンダントはシンプルなデザインが多い上、最近ではメンズ用のものも多数出ています。

他には、アロマオイルを使ったマッサージも気持ちいいものです。アーユルヴェーダなどの全身オイルマッサージをおこなうお店で、精油をセレクトすることができます。また「アロマ整体」のお店もありますし、足のマッサージなどを受けながらアロマ入りの酸素を吸い込む「アロマ酸素バー」をとり入れたお店も増えています。

アロマテラピーの注意点

いい香りで心身ともに疲れがとれるアロマテラピーですが、正しく楽しむためにはいくつかの注意事項があります。 特に危険なのは、精油を直接、皮膚に塗ってしまうことです。希釈していない精油(エッセンシャルオイル)は、そのままでは濃度が高すぎますので、基本的に肌に塗ることはできません。もしも誤ってついてしまった場合は、大量の水で洗い流し、必要に応じて皮膚科を受診しましょう。

また原液でなくとも、人によっては精油にアレルギー反応が出る場合があります。ですからオイルマッサージなどでアロマオイルを使う場合、肌に合わない可能性があることも考慮に入れておきましょう。

他には「光毒性」のあるオイルの使い方にも注意が必要です。たとえばミカンやレモン、ベルガモットなどの柑橘系のオイルには、日光に過敏に反応する性質があるため、これから外に出る場合には使わないほうが安全です。 肌に使った後などに紫外線を浴びると炎症を起こすことがありますので気をつけましょう。

その他、てんかんの持病がある人や、血圧が高すぎる人・低すぎる人なども、アロマテラピーの活用には慎重になる必要があります。心配な点のある人は、専門のお店の人などに気軽に質問してみてください。