HOME 自分でできる回復法 疲労は早めに解消しよう

疲労は早めに解消しよう

疲労には急性疲労と慢性疲労があります。 慢性疲労とは疲労が蓄積した状態で、休養や睡眠でも回復しづらいのが特徴です。 しかし、慢性疲労症候群とは異なり、原因が明らかであることがほとんどなので、それを取り除いたりセーブすることで軽減することが多いようです。 急性疲労とは激しい運動や過労などで感じる疲労のこと。 休息を取り、一晩眠ることでほぼ回復します。

疲労を翌日に持ち越さない!

疲労 疲労はできるだけその日のうちに解消したいもの。 そのためにはさまざまな方法があります。 特に一日運動やアウトドアでのレジャーを楽しんで急性疲労を感じている時に 効果が期待できます。

疲労回復と言えばまず「お風呂」! 適温の湯に肩までじっくりつかると、体だけでなく心もリラックスしますよね。 「日本人に生まれてよかった…」などと思わずつぶやいてしまいそうです。

疲労を解消するにはややぬるめのお湯に長めに入るようにしましょう。 汗をしっかりかくことで老廃物の排出が促され、コリやハリがほぐれてきます。 入浴前にミネラルウォーターを500mlほど飲んでおくとより効果的。 さっぱりして上がったら再度水分補給のために水を飲むようにしてください。

ちなみに湯温は42度以上の熱めなら交感神経を刺激するためリフレッシュ効果が、38度程度のぬるめなら副交感神経が働いてリラックス作用があると言われています。 朝起きた時になんだか疲れやだるさを感じたら熱めのシャワーがよい、と言われるのにはちゃんと理由があるのです。

食事で疲労を和らげる?

「体のサビ」と呼ばれ、老化の原因でもある活性酸素は細胞を一時的に傷つけて疲労を引き起こします。 このため、抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂ることが必要です。

疲労によい食事と言うとまずニンニクや肉などの食材を思い出すのではないでしょうか? 「今日は疲れているから、焼肉をガッツリ食べてエネルギー補給しよう…」とつい考えてしまいますよね。 しかし、この場合エネルギーよりもカロリーの高いものを選んでしまうことが多く、疲労回復どころか肥満につながることもあります。

大切なのは摂取した栄養素をエネルギーに変換させること。 例えば炭水化物は体内に取り込まれるとブドウ糖に変化し、即エネルギーになりますが、そのためにはビタミンB1 やαリポ酸といった抗疲労物質と呼ばれる栄養素を併せて摂取する必要があります。

脂質も同様に、ビタミンB2やパントテン酸などが必須。 これらは総称して「ビタミンB群」と呼ばれていますが、日本人男性に不足しがちな栄養素なので、意識して摂取するようにしましょう。

また、αリポ酸や栄養素を最終的にエネルギーにするコエンザイムQ10は抗酸化作用もあります。 疲労回復だけでなく、若々しい体を作るのにも一役買ってくれるでしょう。 サプリメントを活用するのもよい方法です。

寝る前のストレッチは効果抜群!

アスリートは練習前に入念なストレッチをするのが習慣になっているそうです。 全身を充分に伸ばし、ほぐして柔らかくすることでケガを防ぎ、血行を促進するのです。ウォームアップと呼ばれる所以ですね。 また、終わった後にもクールダウンとしてストレッチをします。今度は疲労物質を解消するためにゆるやかな動きで伸ばしていきます。

疲労を感じた日は風呂上がりで体が柔らかくなっている時にこのクールダウンにあたる運動を行いましょう。 疲労物質を取り除くには、酸素と栄養が不可欠。それらを充分に供給するためにも血流をよくする必要があるのです。

例えば、一日座りっぱなしで仕事をしていると、何だか体がその形に固まってしまったような感じがしますよね。 足のむくみや肩コリ、背中や腰の痛みなどもあるのではないでしょうか。

これをそのままにしておくと、血流が阻害され、疲労が蓄積されていきます。 また、伸ばすと痛むようになるので、ついつい楽な姿勢を取り続けることにもなり、体のゆがみにも繋がるのです。

気持ちよく眠りに就こう

就寝前のストレッチにはリラックス効果もあるため、スムースに入眠することができるとされています。 その一方で「ストレッチは睡眠時間を1時間削ってでも行う価値がある」とも言われています。

どちらが正しいのかわからなくなってしまいそうですが、自分が「気持ちよい」と感じる程度で充分でしょう。 寝る前にはこんなストレッチ、というメソッドがあるとしても、それをこなすのに一生懸命になって目が冴えてしまっては本末転倒ですよね。

よい睡眠は疲労回復に最も効果的。 睡眠の長さよりも質のよさの方が重要、と言われますが、やはり6~8時間程度は確保するようにしましょう。

ストレッチだけにこだわらなくても、シーツや枕をお気に入りのものにしたり、香りや音の演出をするなど、心身ともにリラックスできる方法はいろいろあります。

質のよい睡眠を取れれば、翌朝すっきりと目覚めることができ、体もかるく感じるはず。 自分が心地よく感じる睡眠環境を作ること、それこそが究極の疲労回復法ではないでしょうか。