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「良質の」睡眠は最高最良の疲労回復法

疲労回復法 人は疲労が積み重なると、普段よりもかえって元気に動き回るか、活力や覇気が感じられず反応も鈍くなるという両極端の状態を示すことがあります。
後者のような人には医者でなくても「ちょっと休んだら?」と言いたくなるでしょう。実際、他人が見てわかるほどの疲労は、健康を害するレベルに到達していることが多いようです。
一方、一見活発でエネルギーに溢れているようでも、疲労によって自律神経が乱れ、興奮状態になっている可能性もあるでしょう。
ある日突然、雪崩のように体のあちこちに支障が現れることも少なくありません。
いずれのケースにおいても、疲労は決して軽く考えず、適切な処置が必要であることがわかります。

疲労回復のために効果的なことは?

疲労回復のために効果的なこと 「疲労回復に効果的なこと」と言われたら、まず何を思い出しますか?
休養、食事、気分転換、入浴やマッサージ…など、その答えは人それぞれでしょう。
これがストレス解消法なら、自分の好きなことや心地よいと感じることをするのがよいと言われますが、疲労回復となるとそうもいきません。本人が「体によい」と考えていることがかえって疲労を促進することもあるからです。
休日の「寝だめ」や長すぎる昼寝もその一つ。
日頃の疲れの原因が睡眠不足にあるとわかっていても、一日中寝ていたりすると生体のリズムを狂わせることになります。充分眠ったはずなのに、休みの翌朝に起きるのがいつもより辛いと感じたことはありませんか?
昼寝も30分以上すると夜の寝つきが悪くなることがあるので、どうしても眠い場合は短時間にとどめるようにしましょう。本当に眠い時は、10分熟睡するだけでスッキリするものです。

最も大切な、正しい眠りのために

疲労回復に最も大切なことはやはり睡眠でしょう。
最適な睡眠時間は人によって異なりますが、健康や美容のためには最低でも6時間は必要と言われています。
人間の体は、起きている間ストレスを始めとするさまざまなダメージを受けますが、眠っている間に分泌される成長ホルモンによってその修復が成されるからです。
午後10時から深夜2時までを「お肌のゴールデンタイム」と言うのもそのためで、この時間帯に分泌が最も活発になるとされているのです。
成長ホルモンの分泌を促進する条件として、深い眠りによって体が完全にリラックスしていることも欠かせません。
食事は就寝の3時間前までに済ませ、入浴はぬるめのお湯でするようにしましょう。
カフェインや辛いもの、熱すぎるお風呂は交感神経を刺激するため、寝つきを悪くする原因になります。
また、最近警告されているように、ベッドの中でスマートフォンやタブレットなど、明るすぎる光を見続けるのも同様の理由で避けた方がよいでしょう。

アクティブレストとは?

「アクティブレスト」という言葉を聞いたことはありませんか?
もともとは欧米でトレーニング用語として使われていますが、日本では「積極的疲労」とも呼ばれ、疲労回復に有効であると注目が高まっています。
疲労の原因物質である乳酸は、体を動かさずにいると筋肉周辺に停滞したままになります。
このため筋肉の再生が遅れ、「疲れがいつまでも取れない」という状態になりやすいのですが、疲れている時にあえて適度な運動をすると老廃物や乳酸の排出が促進され、リフレッシュできるというものです。
実際、完全に休養するよりもアクティブレストを実行した方が回復が早いというデータもあります。運動といっても、ジョギングやウォーキング、ストレッチなどの軽いもので充分なので、無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか。

さまざまな「セラピー」は果たして効くのか?

「癒し」ブームと言われて久しく、巷にはさまざまな「セラピー」が溢れています。
アロマテラピー、アニマルセラピー、カラーセラピーに音楽療法など、その名前だけでは何のことだかわからないかもしれませんね。
セラピーとは「療法」と訳され、医学的な治療・投薬によらず、体や心の状態をよくするものと定義されています。
例えばアロマテラピーは、花や植物由来の芳香成分を抽出した精油を用いたマッサージなどで、心身の健康や美容によい影響を与えるとされています。最近は好みや目的に合わせた精油を垂らして、部屋に香りを漂わせるアロマディフューザーも人気がありますよね。
アロマテラピー(嗅覚)やカラーセラピー(視覚)といった五感に直接働きかける方法は特にリラックス効果が高いとされており、日常生活に取り入れると家が即「癒しの空間」となるのでおすすめです。
しかし、こうした各種のセラピーは、疲労回復というよりは、精神的な緊張やストレスを発散して質のよい睡眠を取るためのものと考えた方がよいでしょう。

疲労はできるだけその日のうちに解消したいものです。
自分では疲れていないと思っていても、体には少しずつ蓄積されていきます。
最も簡単にできて費用もかからない疲労回復法、「睡眠」の環境を整えることを心がけるようにしましょう。